GWゴールデンウィーク天気がよくさわやかな毎日。皆様いかがお過ごしでしょうか?
庭屋を始めてからずーと竹を使ったガーデンが創りたいと思っていました。
しかし メンテナンスのことや、竹だらけのガーデンに成長してしまう恐怖から なかなか使えない植物でした。
しなやかな直線美、しかも常緑。落ち葉なども少ない。春には竹の刺身が食べられたり・・・。こんな現代のガーデン事情にマッチした植物は他に類がありません。
そこで 竹の成長を制御し今までの欠点をクリヤーし美しさのみをガーデンに取り入れる植栽方法のご提案です。
今回使用する竹はヤダケとホテイチク。混稙することにより美しさが際立ちます。
マダケやモウソウチクのように巨大化せず日本庭園でよく用いる小ぶりな竹です。
ヤダケ
日本固有のササ類で、字の通り「弓矢」の矢を作るには 最適の材である。
原産地は鹿児島県下説がもっとも有力。はるか昔から、武器用として極めて大切に栽培され 鉄砲が主力となるまで永い間の利用があったと思われる。現在生育している場所は園芸種はともかく、自生は あり得ず、その昔栽培されていた子孫である。
ホテイチク
竹稈の下部にコブコブのあるのが特徴で、布袋さんの膨れ たおなかに見立てたのかいつ 頃からか判らないが、一般にそう呼ばれている。
九州地域 では、コサン、コサンダケ、ゴサンチク、など。タケノコは、えぐみ無くて美味。
コブのタイプは多く、分類も可能のようだが、釣り人に とっては、好みで各人が選ぶ場合が多い。ソロバン型、亀甲型などが代表的な姿。
竹のことを調べていたら ものすごく種類があって驚きました。
一般にお庭に使用する竹は京都の鈴虫寺の庭が種類が豊富で有名です。
今回使用するのは トンデモナイポット。名前はひょうきんですが、性能は素晴らしい鉢です。
スリット構造により、根のサークリング現象が起こらない画期的なポットです。今回この鉢と出合えなかったら、ガーデンに竹。は考え付かなかったかも知れません。
ネニサンソを敷き詰め植栽していきます。
極相状態に近づけることにより、根の異常繁殖を抑制します。
他の植物も混植しphなど土の状態も管理します。
大量の水でネニサンソを固めます。
お庭で使用する際はこのまま土中に半分ほど埋設します。
もちろんこのままベランダガーデンでも使えます。
完成です。
これから夏に向けて涼を表現するバンブーガーデン。
日本庭園だけのものではありません。
メインで使ってもよし、脇役に使ってもよし最高のプランツガーデンが今後楽しみになりました。
関連のお勧めブログはコチラ↓↓↓