私の考える最高のシステムは「雨」だと思います。
天然の雨に勝てる者はこの世の中にないと考えますね。
古代から植物が健全育成状態で反映したのは、雨以外の散水はなかったはずです。
屋久島の植物が通常では考えられない状態で生育しているのも 豊富な降水量と上昇気流による霧の発生が不可欠だと思います。
あと雨にぬれた植物の表情は美しい。そんな付加価値もつけられると思います。
私がゴルフ場の芝管理をしていた時も第一に水管理が基本となります。
土壌 肥料もありますが、生育を管理するのには水の与え方で伸ばしたり止めたりも出来ます。
去年の酷暑の中、壁面緑化の芝がしっかりとカッチャクしたのクールミストシャワーのおかげです。
水のつぶの大きさや設置の簡単さ、価格。どれをとっても植物にとって素晴らしい完成度でした。
さまざまな散水のシステム(ホースの種類)を取り付けましたが 軍を抜いて効果が実証されました。
最新の壁面緑化システムの作り方はこちらからご覧ください。
家庭での自動散水で考えられる欠点が、
近所への飛散からの苦情。
スプリンクラー等はマキムラが出ます。風によってかからないところが出たりもします。
ホースやタイマーが壊れているとき気がつかない。
ホースが細いと特に壊れやつまりがよく発生します。
水のあげすぎによる根ぐされ。
植物植替え時に毛細血管のようにホースがある煩わしさ。
その観点から考えるとクールミストシャワーは近所に飛散しても「きもちいねー」と言ってもらえる。
寒い冬は手動で水まきしてもたかがしれています
植物の草丈によって高さが変えられるスタンドなんかがあれば、飛散も最小限に調整できると思います。
風の影響は出やすいが、ビル風等で風が回っているのでたまにはかかる。上からの散水は植物が水を求めて葉を広げたり自分で水を得ようと形状を変化させたりもします。
そのさまが美しさを倍増させます。
ネバチだけの散水では変化しようがない。
水は根ばかりに与えるだけでは美しくは育ちません。葉水も大切です。
特に落葉樹は 葉の構造が繊細なため葉やけしやすいものです。
葉に水を与えると根まで落とす構造の植物もあります。(ツワブキ ホスタ ハラン シダ類など)
高木の陰でひっそりと育つ植物は根元まで水がいきわたりません。そのためにそのような形状に進化したと考えられています。
上からの散水は気温が下がるので、葉の形状を変化させるのは、その影響もあるかも知れません。
適正な気温のコントロールもしてくれます。
散水口が見えるので 壊れていてもすぐに発見できる。
水をあげすぎようとすると何時間も時間がかかってしまうため、物理的に不可能。
地面には何も埋設物がないので気軽に植え替えが楽しめる。
酷暑の時以外は手散水でも十分かと思います。
タイマーをかませれば 水を与えるリズムを植物は覚えます。少量の散水でもよくなってきます。
基本的な考え方として、人工的に意図的に雨が降らせることができれば 完璧な散水システムが完成出来ると思います。
使いやすく セッティングが容易 安価 付加価値(見てて美しい霧、涼しくなる等) 部品が少ない 目ずまりの対策がしてある。どの観点から見てもクールミストシャワーは理想の散水システムだと思います。
皆が考えらえなかった盲点だと思います。
散水の基本は「雨」
長く、しとしとと降る雨です。雨はコントロールさえ出来れば 美しいものです。
ポーチや目隠しフェンスにさりげなくクールミストシャワーが組み込めれば最高ですよね。
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