杉板型枠(本実)を 本日脱型しました。通常より長い養生期間を経てその姿があらわになりました。
ため息が出るほど美しい仕上がりです。
杉板のテクスチャーがそのまま刻印され マットなイメージになりました。
今日の作業は通常のパネコ―ト型枠を組んでいます。
つややかで美しい仕上がりのコンクリート擁壁に仕上がります。
和の心と洋館のテイストが美しくマッチした住まいが出来上がります。
大きな壁が家族を守るシンボルとなります。
本実型枠でざらついたイメージになるには もちろん型枠自体のテクスチャーも関係しますが 木の柔らかい身の部分と節の固い部分で吸水率が違うためより凹凸を再現することができます。
剥離剤等を使うと吸水率が近くなってしまうので 木材の色やテクスチャーの転写がしにくくなります。
設計士のイメージでいろいろ 使い分けています。
パネコートとの反射率の違いでマット感が伝わりますでしょうか?
この薄暗い回廊を抜けたときの解放感。
庭のストーリーの大切な序曲が聞こえてきます。
コンクリートの表情が落ち着いた頃 2期工事が始まります。
関連のお勧めブログはコチラ↓↓↓