今年は大量発生しそうです。カミキリムシ
弊社のお客様も 今年は時期が早くからお問い合わせの電話が次々とかかってきています。
カミミキリムシ幼虫(テッポウムシ)警報発令中
一度入られ幹周りを一周するように穴をあけられると水揚げができず枯れてしまいます。
最近は酷暑のせいかこのケースが多くなっています。
点検の方法を記載しておきます。水やりの時に点検してください
・木屑が出てないか?
・葉の色が紅葉したように変化してきてない か?今年は紅葉が早いなぁと勘違いしない。
・幹にかじられた跡はないか?(カミキリが味見しています。)
・最近は酷暑のためか涼しいところ、根元の地際から入る事が多くなっています。
葉の色の変化や幹にかじられた跡のある樹は、 根元の土を少し払いのけて穴を探す注意深さが必要です。 根に入る場合もあります。
・モミジ類 カエデ類はメイプルシロップが取れるほど甘い樹木なので恰好の食糧になるため好物の樹ですがどんな樹にも入ります。
・成虫を見つけた時点で完全にロックオンされています。 成虫は庭から離れた場所で捕殺してください。
・最初は、2mm位の穴をあけ卵を産み付けます。症状が出ている樹は、 これでもか!というぐらい穴を探してください。
防除方法
モミジにおがくず|テッポウムシの対策http://www.ts-niwa.com/blog/etc-2/tsgs-682.html
庭の中でカミキリムシの成虫を発見したら、数ヶ所に産卵されている可能性があります。
その後しばらくの間は糞の有無を注意して観察します。
例外もありますが、成虫は樹勢の衰えた幹に産卵する傾向があるので、肥培管理に気を付けて樹勢を強くすることが予防になります。(幹ちゅう法などさまざまな方法がございます)
幹に穴を開けて侵入しても、樹勢が強いとヤニなどで甲虫類の幼虫は生育できません。
枯れ枝を放置せず、樹皮の荒れている枝などは剪定などをして取り除きます。
薬剤ではスミチオン乳剤、アルバリン、などを定期的に散布しガッツサイトなどを樹皮に塗布
カミキリムシが卵を産みつけないよう予防します。
食害された場合、糞の出ている所が侵入口なので糞を取り除き、針金などでつついて、中の幼虫をほじくり出すなどの方法もありますが、食害されると薬剤での防除は極めて難しくなります。以外にすばしっこく発見しても逃げ隠れします。
早めに発見し住友化学園芸園芸用キンチョールEスプレー処置すれば枯らさずに済みます。
食入部にノズルを差し込み、薬剤が食入部から逆流するまで噴射します。
ぜひ、常備薬として住友化学園芸園芸用キンチョールEスプレーのご用意をお願いいたします。
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