高麗芝の貼り方についての投稿です。長文となりますがよりよい情報が記載してあります。ご覧ください。
春日井市の丘陵地帯にM様のご自宅はあります。
上部にある家の排水がうまく処理していないために、大雨のたびに庭の土が流れてしまったり、常にジュクジュクしていたり植物も上手く育たない状態でした。
(写真は施工後3か月と20日が経過した状況です。)
着手前です。前の(上段)の家の擁壁がそそり立っています。真っ白な悲しいイメージのガーデンです。
そして 完成直後です。5月の末の状況です。
二か月が経過しました。目土もおさまり奇麗な緑のガーデンに大変身です!わかりにくいですが芝貼り部分がかなり盛り上げてあります。
芝との花壇部分に段差をつけ、全体の勾配を取ることにより、上から来る水の通り道をつくり水の悩みを解消しています。
この工法を波浪(ハロウ)と言います。
高麗芝は通常3月から4月が施工時期としては、最適とされています。しかしティーズガーデンスクエアでは、推奨はしていません。その理由は「病気が出やすい時期」であるからです。芝は春先にカットや傷がつくと ラージパッチという細菌病になりやすくなります。そのため貼り芝後に殺菌消毒は欠かせません。
梅雨時期に入るとジメジメした気候のため犬の足跡(ヘルミント)という細菌病にかかりやすくなるにですが、芝がそれに抵抗する力もあまりないままその時期を迎えます。
要するに 病気と闘い続けなくてはならないのです。
ティーズガーデンスクエアが推奨するベストな時期は真夏の7月からお盆までの時期です。
常識では考えにくいと思いますが ちゃんとした理由があります。
高麗芝の根がいちばん活発に動いている時期だからです。もちろん水管理は欠かせないし大変ですがカッチャくするまで最速1週間で根が張り安定するのです。
乾燥しやすく、気温が高すぎるため病気にもかかりにくいため、薬を使わず、健全な芝の育成状態を保てます。ただし貼る芝は取れたての健全なものでなくてはなりません。
大変なのは水管理をする方。しかし水さえ与えていれば ばっちり青々と育ちます。私が実際にゴルフ場で管理の仕事をしていたときに発見した方法なので間違いありません。
庭に芝生を・・・。とお考えのあなた!もう一度時期を考え直してみてはいかがでしょうか?芝に大変なストレスを与えるのではなく、愛情をかけてあげて下さいね。
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