街に緑を。
緑の世界とは、ほど遠いイメージの工場。
工場設備の効率を上げたい企業さまにとって、緑地整備義務は難しい課題だと思います。
中には、必要最低限の整備だけ行い、その後の維持管理にもなかなか力が入らない、というケースもあるようです。
その中でも、緑地整備を経営に上手に活かす企業さまも増えています。
今回は花壇内の植物が調子が悪いので強い植物に変えていただけませんか?
この工場の社長さまはご自宅を弊社で施工され緑の美しさや効果を身を持って体験されている方。
「花壇だけではなく来場されるお客様はもとより、社員さまの癒しや憩いの場に改造されてはいかがでしょうか?」
と
思い切ったご提案をしたところ 想いに共感していただき一期工事をさせて頂きました。
みどり溢れる工場から世界をリードする製品が生まれ、地域が真に潤いで満たされるよう、誠意をもってお手伝いさせて頂きました。
一期工事後の社長さまをはじめ なにより社員の皆様が植物の恩恵を強く感じて頂き、もっと緑増やそう!ということで二期工事のお話を頂きました。
今回は大型のトラックが頻繁に行き交うところでの工事
幅が増やすことが出来ずコンクリート上に屋上緑化の工法を持いて施工することになりました。
事務所内。常にブラインドを閉めているところで窓の外に緑が見えたらどんなにすばらしい会社になるでしょうか?という想いを伝えたところ、プランは一発でOKを頂きました。
着手前。カラーコーンのあるコンクリート上に植栽を施します。
完成直後。植物にストレスを与えないように冬季の工事。 春の新緑の季節が楽しみです。
主に常緑樹をレイアウトし、どの季節でも社内から緑を感じられるように。
激しい西日、建物への照り返しにも耐えられるよう樹種を選定。自動灌水もしっかりと完備しています。
コンクリート上にアンカーを打ち込みブロックを積み上げます。横のラインが美しく素地の素朴さが主張をせずに調和するモデリート。
そして植栽を施します。
地下式支柱もコンクリートアンカーでしっかりと固定する方法を採用しています。
真珠岩系パーライト。地力増進法指定土壌改良材で埋め戻します。
一見、白い砂に見えますが、電子顕微鏡に写し出された粒子の表面は鉢の巣状です。
この独自の気泡構造に屋上やベランダ、人工地盤などの緑化に必要な基本性能である軽量で通気や保水・排水性の良さなどが凝縮され、物理的に矛盾が生じる性能を可能にしています。
屋上庭園の検証結果でも、土壌の劣化や目詰まりが見られず、改修が困難な屋上の緑化に最も適した人工軽量土壌であることが実証されています。
マルチングを バークと苔で行い完成です。
植栽完了直後、あまりの美しさにお忙しい社長さまに思わず声をかけてしまいました。
無理やり感はありましたが観て頂き頂いた感想が
「本当に会社をやっててよかった。感無量です。俺の会社だ!って自信も持てるし社員がほんとに喜んでくれている。感動しています!ありがとう!そして3期工事もお願いします」。
植物たちのすばらしい活躍に私も感動させて頂きました。我々は植物のアシスタント。少しだけお手伝いさせて頂いています。
主役は植物たちです。今回も素敵な仕事をしてくれて、ありがとう。
春の撮影が楽しみです。
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