キウイ剪定・・・2月2日
~キウイの剪定について~
キウイは他の落葉果樹に比べて遅くまで葉をつけていることと、
春先の発芽の前には活発となる樹液の流動が早いため、夏冬の二回行います。
もし、2月下旬以降に剪定を行うと、樹液が切り口からあふれ出て、
樹体の勢力を弱めたり、発芽が不ぞろいになったりする原因にもなります。
また、キウイは日光を好むので、枝の茂りすぎはよくありません。
放任しておくと、枝が絡み合い、葉が重なって下側になった葉は日光不足のため黄色くなって
落葉します。
キウイはつる性の果樹で、勢いよく伸びた枝の先端が巻きつく性質を持っていて、
枝が直接巻きついて伸びますが、朝顔のように伸びはじめから巻きつくのではなくて、
伸び終わりに巻きつきます。
また、全ての枝が巻きつくわけでもなく、成長が旺盛で遅くまで伸びる枝に限られています。
*剪定のポイント*
剪定には、冬剪定と夏期剪定があります。
◆冬剪定の仕方
・結果母枝は前年の発育枝を利用して、40cm間隔で配置する。
・発芽数が多いので、芽かきは充分におこないます。
・剪定後の大きな切り口には、雑菌が入ったりして病気にならないように、接ぎ蝋を塗ります。
◆夏期剪定の仕方
・結果母枝基部の発育部で、6月以降に発芽したものは
次年度の結果母枝を確保するため引用ます。
・6月以降に発芽したものは芽かきおよび間引きします。
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