桃の剪定・・・2月7日
モモは邪気を払うとされ、子供の健やかな成長を願って飾ったことが
「桃の節句」の由来となっています。
桃の剪定は、1~2月の落葉期に行います。
落葉樹は休眠中に剪定するのが一番ダメージが少ないのです。
桃の剪定の基本は、次のとおりです。
•日照不足に敏感なので、主枝が重ならないようにする。
•前年の枝の中間部に花芽と葉芽ができるが、切り返し剪定の時に葉芽を2~3個残す。
•車枝、内向枝、徒長枝を切り取る。(上に伸びる枝は木ばかりが太くなり良い実をつけません。)
•残った枝の1/3を切り返す。
「剪定方法」
・基本的に各枝に日光がよく当たるように剪定します。
日光が当たらない枝は勢いが悪くなり、枯れてきます。
・花芽のついている枝は、収量を上げるため出来るだけ残し、
枝が重ならないように紐で誘引しましょう。
・その上で弱い枝、日光をさえぎる枝、垂れ下がっている枝などを切除します。
・枝の背中から真上に向かって出ている強い枝については、
その枝の日焼け防止のため1~2芽を残して切除しましょう。
・横に長く伸びている強い枝については1/3程度を切り詰めたり、
葉芽のところで切除しましょう。
*必要な側枝は、主幹のまわりに平均になるように配置し、
過密になったり重なりあったりしないように注意して、樹形を整えていきましょう。
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