ビワの剪定・・・2月25日
ビワは、育て方が比較的優しい果樹です。
庭木としても育てやすいのでお勧めです。
ビワは、乾燥に強いですが、過湿には嫌いますので、水はけの良い肥えた土壌に植えます。
通気性の良い土にするとよく根を張り、木も葉色も実も立派になります。
ビワの剪定は、ほとんど必要がなく、混んだ枝を秋に切ってあげる程度です。
枝先に果実がつくので、切り戻しは行いません。
4~5年するととっても大きくなるので、主幹を切り低く作ります。
ビワの開花後、実がつきはじめたら摘果します。
ビワは、一般的に8月頃に枝の先端の花芽を分化し、秋に花房をつけていきます。
これが10月から2月にかけて次々と開花していき、春頃から果実が大きくなります。
ビワのすべての花を結実させると、果実が小さくなり樹勢が弱るので、
花房数が多いときは開花前に半分から3分の1に蕾を減らします。
寒害の危険がなくなる4月上旬に、1果房で3~5果に適果し、袋がけをします。
そうするとみずみずしい大きな果実に育ちます。
ビワの果実が黄色く色づき、芳香を放ち始めたらいよいよ収穫です。
■ビワの利用方法
ビワの薬効を利して、ビワの葉の裏に生えている毛を、ふきんなどで拭い去り用います。
ビワの葉をお茶、お酒、お風呂などに入れて利用します。
しかし、とくにビワの葉やタネの採り過ぎは、逆効果で危険と言われていますので、注意してください。
果肉は、多く食べても問題はありません。
他に、コンポート、タルトや、ゼリー、ケーキ、プリン、ジャムなどにすると美味です。
<今日の花:カランコエ 花言葉:幸福を告げる>