飛騨古川三寺まいり・・・ 1月12日
岐阜県吉城郡古川町の伝統行事「三寺まいり」は、二百年以上も続き現在に引き継がれています。
1月15日夜、古い町並みや瀬戸川沿いに、千本ろうそくや2mを越す巨大な雪像ろうそくが燈される
と、町中が幻想的ムードに包まれます。
このまつりは、浄土真宗の祖・親鸞聖人の命日前夜に市街地中心部の円光寺、真宗寺、本光寺の
三寺を巡拝してご恩を偲ぶ行事ですが、
その昔、信州へ糸引きの出稼ぎに行っていた娘たちが着飾って、
雪の瀬戸川べりをそぞろ歩いたことから「嫁を見立ての三寺まいり 髷(まげ)を結わせて礼まいり」
と小唄に詠まれるなど、男女の出会いの場としても親しまれてきました。
・山中和紙 紙すき体験・・・800年以上前から受け継がれる山中和紙で、記念の手作りはがき作り。
・とんぼ玉作り体験・・・同じものは二度と作れない、自分だけの特別なとんぼ玉。
・大雪像ろうそく点灯・・・目抜き通りの高さ2メートル、直径1メートル、重さ500キロの巨大ろうそく。
・千本ろうそく・・・願いを込めて流す白いろうそく、願いが叶いお礼まいりで流す赤いろうそく。
・とうろう流し・・・川面を静かに流れ飛騨の冬を彩るとうろう流し。
いろいろな楽しみがあります。
冬の飛騨路・・・
1月15日は、飛騨古川のしっとりと情緒あふれる夜を味わってみてはいかがでしょうか。
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T’sの庭の「ソメイヨシノ」です。
春を静かに待ちながら、ゆっくりと開花の準備をしています。
<今日の花:ラケナリア 花言葉:継続する>